取り扱いに関する注意事項

• 目・皮膚に接触すると強い刺激があります。ゴーグルやゴム手袋を着用し接触を防いでください。
• 塗料を含んだ霧・埃を吸うと有害です。塗装の際はマスクを着用し、十分に換気のできる空間で行ってください。
• 子供の手の届かないところに保管してください。
• 誤って飲み込んだ時は、無理に吐き出そうとせず医師の指示を仰いでください。
• 目に入った時は、十分な量の水で15分以上洗い流してください。その後医師の指示を仰いでください。
• 皮膚についた時は、ぬるま湯と石鹸で洗い流してください。

塗装前の確認事項

• 内外装の壁、モールディング、トリム、柱、ドア、手すり、ランプ、花瓶などの塗装に使用してください。塗装可能な素材は、金属、木材、石膏ボード、漆喰、塗装可能な壁紙、カンバス、プラスチックなどです。
• 無塗装のアルミやアルマイト処理された表面、ガルバナイズ(亜鉛めっき)された金属、銅管、錆びた金属などに塗る場合は、当商品のプライマーの前に各素材に対応した別のプライマーをご使用ください。
• 塗装には、ブラシ、スポンジ、ローラーを使用してください。
• メタル・エフェクツ関連の塗料は全て水性です。塗装に使用した道具は、水で速やかに洗浄してください。
• 10～30度の環境で使用してください。
• 乾燥時間は、温度が高く、湿度が低いほど早まります。ステップ1と4はドライヤー(温風)によって時間を短縮することも可能です。
• 錆の進行は、温度・湿度ともに高いほど早まります。
• 塗料の使用後はしっかりと容器のフタを閉め、直射日光の当たらない、涼しく、乾燥した場所で保管してください。

Q. メタル・エフェクツのプライマーの代わりに、一般的な下地剤を使用できるか？

A. メタル・エフェクツのプライマーは専用に調合された商品です。ステップ1に一般的な下地剤を使用すると、ステップ2以降の塗膜が剥がれてしまったり、ステップ3を塗布しても思ったように錆が出ない可能性があります。

Q. メタル・エフェクツの酸化促進剤を、実際の金属に塗布して錆を発生させることができるか？

A. 鉄や銅など実際の金属に対してもある程度は作用します。ただメタル・エフェクツの見本のような仕上がりにはなりません。また身の回りの多くの金属は耐腐食性を持たせた合金です。その場合は酸化促進が作用しません。

Q. 必ず4ステップ全てを塗装する必要があるか？

A. ステップ2は省略できません。

次の条件を全て満たす場合は、ステップ1が省略可能です。

• 塗装対象が、塗料の吸い込みが激しい素材(木材等)ではない場合。
• 塗装対象が、水性ペンキの食い付きが良い素材である場合。
• 塗装対象が、錆の影響を受けない、または受けても問題ない素材である場合。

次の場合は、ステップ3が省略可能です。

• 赤錆の塗装で、急いで錆を出す必要がない場合。(赤錆のステップ2は酸化促進剤を使用しなくても自然に錆が進行します。)

次の場合は、ステップ4が省略可能です。ただし塗装対象を屋外で使用する場合は必ず塗装してください。

• 赤錆の塗装で、錆の進行を止める必要がなく、人が触れることがない場所に使う場合。
• 緑青の塗装で、人が触れることが少ない場所に使う場合。(緑青のステップ2は、発生した錆と一緒に固まるため、乾燥後に乾拭きすれば、以降の付着はある程度防ぐことができます。)